福岡市との共同実証プロジェクト 「生きものがすみやすい護岸へ!生物共生型パネルによる藻場造成実証」を開始しました
当社は、福岡市が推進する「mirai@公民共働事業」の一環として、生物共生型パネル(Living Seawalls(リビング・シーウォールズ)、オーストラリア連邦シドニー海洋科学研究所と連携)設置による藻場造成に関する実証プロジェクトを開始いたしました。本プロジェクトでは、アイランドシティ北側護岸に生物共生型パネルを設置し、海藻類の付着状況や生物の生息状況をモニタリングすることで、「博多湾における生物多様性向上」に寄与するかを検証します。
■ プロジェクトの背景
近年、海水温の上昇などの影響により、海藻などが生育する藻場の減少が全国的な課題となっています。また、港湾部にはコンクリート製の人工護岸が多く存在しますが、平坦で垂直な構造であるため、生物の生息環境として必ずしも適した環境とは言えません。Living Seawallsは、自然の岩場に近い微細構造を持つパネルを既存護岸へ後付けすることで、生物の定着や成長を促進し、生態系の回復を目指すオーストラリア発のソリューションです。
■ 実証概要
実施場所:アイランドシティ北側護岸(福岡市)
実施期間:2026年6月〜2029年3月
実施内容:
・ 生物共生型パネルの設置
・ 海藻類の付着状況や生物の生息状況のモニタリング
・ 魚類等の生息状況の確認
・ パネルのデザイン性の違いによる効果比較
■ 今後について
当社は、「社会課題に対するソリューションプロバイダー」として、防災・減災、鳥獣害対策、生態系保全、カーボンニュートラルなどの分野において、国内外の先進技術の社会実装に取り組んでいます。本実証を通じて、博多湾における生物多様性の向上や沿岸環境の改善に貢献するとともに、福岡市の環境施策の推進に寄与してまいります。また、本プロジェクトで得られる知見を活かし、福岡市内における更なる展開や、国内他地域への水平展開の可能性についても検討してまいります。
【関連情報】
福岡市プレスリリース
「生きものがすみやすい護岸へ!パネル設置による藻場造成に係る実証プロジェクトを開始します」
(2026年6月3日発表)
生きものがすみやすい護岸へ!パネル設置による藻場造成 | プロジェクト | mirai@
